ドライヤーの冷風って使うの?使い方は温8:冷2の黄金比率
ドライヤーに必ずついている「冷風」モード。
何もしなくても汗が出る季節などには、ドライヤーを使って汗をかくことが嫌だから冷風モードを試したことがあるという人も多いはでしょうね。
しかし、冷風といっても冷たいというよりはぬるい感じの風が出てくるので、このモードで髪を乾かそうとすると、とても長い時間がかかってしまいます。
そのため、冷風モードは全く使ったことがないという人も多いのではないでしょうか。
髪が濡れている状態の時には、表面のキューティクルが開いて柔らかくなっているため、摩擦や刺激に対してもろくなっています。
髪が濡れたまま枕やソファなどでこすれると、髪のダメージにつながってしまうのはそのためです。
温風8冷風2
髪をダメージから守るためには、髪が濡れたままの状態で放置するよりも、ドライヤーで乾かしてあげることが必要なのはご承知の通りです。
この時に、温風で髪をある程度乾かした後に、最後に仕上げとして冷風モードを使ってあげると、髪がツヤツヤでシットリまとまりやすくなるのですね。
目安としては、髪の8割ぐらいの水分を温風で飛ばし、のこり2割を冷風で飛ばすイメージです。
これは、冷風モードで髪表面の温度を下げると、髪表面のキューティクルがキュッと閉じるからです。
髪がパサパサに乾燥している人やダメージを受けている方はもちろんですが、艶のある健康的な美髪を手に入れたい人も、ヘアドライヤーの最後には必ず冷風モードを使ってみてください。
髪に艶が出ますし、シットリまとまりやすいソフトな髪に仕上がります。
冷風モードは髪の表面温度を上げないため、時間がかかっても熱変性する心配がないのも特徴ですね。
温風で髪の根本を乾かすときに立ち上がりをつけたりボリュームをつけることもできます。そのあとも冷風で乾かす、という事はやってください。